AI作成・独立検証済(有資格者監修なし)SAA-C03 対応
Direct Connect(冗長化・耐障害性)難易度 標準無料

ある企業は本番ワークロードのためにオンプレミスと AWS 間に AWS Direct Connect 接続を1本構築した。事業継続性の観点から、単一の障害点(SPOF)を減らし、Direct Connect のロケーションや機器レベルの障害に対しても接続を維持できるよう耐障害性を高めたい。

耐障害性を高める設計として適切なものを2つ選べ。(複数選択)

  1. A既存の Direct Connect と別のロケーションにもう1本の Direct Connect 接続を構築し、異なる物理経路・施設で冗長化する
  2. B既存の Direct Connect 接続に加えてSite-to-Site VPN をバックアップ経路として構成し、Direct Connect 障害時にフェイルオーバーできるようにする
  3. C同一の Direct Connect ロケーション内で、既存の接続に対しもう1本の仮想インターフェース(VIF)のみを追加する
  4. DDirect Connect の帯域幅(例:1Gbps → 10Gbps)をアップグレードすることで、障害耐性そのものも向上する
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解説

Direct Connect の耐障害性向上は、単一の物理接続・単一のロケーションに依存しない設計にすることが基本方針である。

  • 別の Direct Connect ロケーション(POP)に2本目の Direct Connect 接続を構築する。同一ロケーション内で機器や回線を二重化しても、そのロケーション自体(建物・電源・回線経路)に障害が起きれば両方とも影響を受ける。ロケーションを分けることで、施設単位の障害からも保護される。
  • Site-to-Site VPN をバックアップ経路として構成する。Direct Connect 経路に障害が起きた場合、インターネット経由の VPN 接続へフェイルオーバーすることで、帯域・レイテンシは落ちるものの接続断を防げる(BGP の経路優先度で通常時は Direct Connect を優先し、障害時に VPN 経路へ切り替わるよう設計する)。

AWS の Direct Connect Resiliency Toolkit でも、最高レベルの耐障害性(Max Resiliency)は複数ロケーション・複数デバイスにまたがる複数接続を推奨している。

各誤答が違う理由
  • C同一物理接続上に VIF を追加しても、その物理接続自体やロケーションに障害が起きれば両方の VIF が同時に失われる。物理接続そのものの冗長化にはならない。
  • D帯域幅の増強はスループット向上の施策であり、単一障害点の削減(耐障害性)には直接寄与しない。回線や機器・ロケーションが単一のままでは、太くしても切れる時は切れる。
ひっかけ: 「同じロケーション内で回線や機器を増やせば十分」という誤解(選択肢の1つ)が罠。ロケーション自体の障害(電源断・自然災害等)に対しては、同一ロケーション内の冗長化では防げない。耐障害性の議論では「どの階層(回線/機器/ロケーション/リージョン)の障害まで想定するか」を意識する。
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