CloudWatch Agent(メモリ・ディスク使用率の取得)難易度 標準無料
運用チームが、EC2インスタンス(Linux)のメモリ使用率(%)とルートボリュームのディスク使用率(%)についてCloudWatchアラームを設定しようとしたが、CloudWatchコンソールのメトリクス一覧にはCPU使用率やネットワークのメトリクスしか表示されず、メモリ・ディスク使用率のメトリクスが見つからない。この状況の原因と対処として最も適切なものを選べ。(単一選択)
- Aメモリ使用率・ディスク使用率はゲストOS内部の指標でありハイパーバイザーからは収集できないため標準メトリクスには存在しない。CloudWatch Agentをインストールし、設定ファイルで
mem_used_percent・disk_used_percentを収集対象に指定する - B対象インスタンスの詳細監視(detailed monitoring)を有効化すれば、収集される指標の種類が増えメモリ・ディスク使用率も自動的に取得されるようになる
- CAWS Systems Manager Inventoryを有効化すれば、インスタンスのメモリ・ディスク使用率がCloudWatchメトリクスとして自動送信されるようになる
- DIAMロールに
CloudWatchFullAccessをアタッチするだけで、追加のエージェント導入なしにメモリ・ディスクメトリクスが収集されるようになる
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解説
EC2の標準メトリクス(基本監視・詳細監視いずれも)はハイパーバイザーが観測できる範囲(CPU使用率、ネットワークI/O、EBSディスクI/Oなど)に限られる。 メモリ使用率やOSファイルシステム単位のディスク使用率は、ゲストOS内部の状態であり、ハイパーバイザーからは見えないため 標準では収集されない。
- これらの指標を取得するには、インスタンス内にCloudWatch Agent(統合エージェント)をインストールし、
設定ファイルで
mem_used_percent、disk_used_percent等のメトリクスを収集対象として指定する必要がある。 - CloudWatch Agentが収集したメトリクスは、デフォルトでは
CWAgent(設定変更可)という名前空間にカスタムメトリクスとして送信され、 通常のカスタムメトリクスと同様にアラーム・ダッシュボードで利用できる。 - エージェントの実行にはインスタンスにIAMロール(
CloudWatchAgentServerPolicy等)をアタッチする必要がある(別設問で扱う)。
- B詳細監視は標準メトリクスの収集間隔を5分→1分にする機能であり、収集できる指標の種類(メモリ・ディスク等)は増えない。
- CSystems Manager InventoryはOSやアプリケーションの構成情報(インストール済みソフトウェア等)を収集する機能であり、メモリ・ディスク使用率のようなパフォーマンスメトリクスをCloudWatchへ送信する機能ではない。
- DIAMロールは権限の付与にすぎず、メトリクスを収集して送信するエージェント(プロセス)自体が動いていなければメモリ・ディスクの値はそもそも生成されない。
ひっかけ: 「詳細監視を有効にすればメモリ・ディスクも取れる(B)」という混同が頻出。詳細監視は収集“間隔”を1分に短縮する機能であり、
収集できる“指標の種類”を増やすものではない。ゲストOS内部の指標にはCloudWatch Agentが必須である。
公式ドキュメント・関連Amazon CloudWatch User Guide ― Collect metrics, logs, and traces with the CloudWatch agent↗Amazon CloudWatch Agent ― Metrics collected by the CloudWatch agent↗
AIが作成し、独立した検証を経た解説です(有資格者による監修は経ていません)