アラーム(欠落データの扱い:treatMissingData)難易度 高無料
セキュリティ監視の一環として、あるエージェントプロセスが5分ごとにハートビートとしてカスタムメトリクス AgentHeartbeat(値は常に1)を送信している。運用チームは「このメトリクスのデータポイントが一定時間途絶えた=エージェントが停止または改ざんされた可能性がある」とみなし、データが欠落した場合には必ずアラーム状態にしたい。この要件を満たすアラーム設定として最も適切なものを選べ。(単一選択)
- Aアラームの
treatMissingDataをnotBreachingに設定する - Bアラームの
treatMissingDataをデフォルトのmissingのままにしておく - Cアラームの
treatMissingDataをbreachingに設定し、欠落したデータポイントをしきい値超過(異常)として扱う - Dアラームの
treatMissingDataをignoreに設定し、データが欠落した評価期間については現在のアラーム状態を維持させる
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✓ 正解:CAI作成・AIで再検証済
解説
CloudWatchアラームには、評価期間内にデータポイントが届かなかった場合の扱いを制御する
treatMissingData パラメータがあり、次の4種類から選べる。
missing(デフォルト):評価範囲のデータポイントがすべて欠落した場合、アラームはINSUFFICIENT_DATAに遷移する(ALARM にはならない)。notBreaching:欠落したデータポイントを「しきい値を超えていない(正常)」とみなす。breaching:欠落したデータポイントを「しきい値を超えている(異常)」とみなす。ignore:欠落があった評価期間については現在のアラーム状態を維持し、状態を変化させない。
本問のような「メトリクスが送られてくること自体が正常性の証(ハートビート)」というユースケースでは、
データの欠落こそが最も検知したい異常であるため、treatMissingData をbreaching に設定する。
これにより、ハートビートが途絶えると欠落したデータポイントがしきい値超過とみなされ、設定した評価期間を満たした時点でアラームがALARM状態に遷移する。
- A欠落データを「正常」とみなす設定であり、エージェント停止時にもアラームがALARM状態にならない。本問の要件(欠落=異常として検知)と正反対の挙動になる。
- Bデフォルトの missing では、評価範囲のデータポイントがすべて欠落するとアラームは INSUFFICIENT_DATA(データ不足)に遷移するだけで、ALARM 状態にはならない。ハートビート途絶を ALARM として検知できず要件を満たさない。
- D直前がOK状態のままエージェントが停止した場合、
ignoreではOK状態が維持され続けてしまい、停止をALARMとして検知できない。
ひっかけ: デフォルトの
missing のまま放置すると、エージェントが完全に停止してメトリクスが届かなくなっても
アラームはALARM状態に遷移せず「検知漏れ」になるのが本問最大の罠。セキュリティ監視・死活監視のような
「データが来ないこと自体が異常」なユースケースでは breaching を選ぶ判断が問われる。AIが作成し、別の手順のAIで誤りを点検した解説です(有資格者による監修は経ていません)