AI作成・独立検証済(有資格者監修なし)SOA-C02 対応
アラーム(欠落データの扱い:treatMissingData)難易度 高無料

セキュリティ監視の一環として、あるエージェントプロセスが5分ごとにハートビートとしてカスタムメトリクス AgentHeartbeat(値は常に1)を送信している。運用チームは「このメトリクスのデータポイントが一定時間途絶えた=エージェントが停止または改ざんされた可能性がある」とみなし、データが欠落した場合には必ずアラーム状態にしたい。この要件を満たすアラーム設定として最も適切なものを選べ。(単一選択)

  1. Aアラームの treatMissingDatanotBreaching に設定する
  2. Bアラームの treatMissingData をデフォルトの missing のままにしておく
  3. Cアラームの treatMissingDatabreaching に設定し、欠落したデータポイントをしきい値超過(異常)として扱う
  4. Dアラームの treatMissingDataignore に設定し、データが欠落した評価期間については現在のアラーム状態を維持させる
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解説

CloudWatchアラームには、評価期間内にデータポイントが届かなかった場合の扱いを制御する treatMissingData パラメータがあり、次の4種類から選べる。

  • missing(デフォルト):欠落したデータポイントは評価に含めず、アラームの状態遷移の判断材料にしない。
  • notBreaching:欠落したデータポイントを「しきい値を超えていない(正常)」とみなす。
  • breaching:欠落したデータポイントを「しきい値を超えている(異常)」とみなす。
  • ignore:欠落があった評価期間については現在のアラーム状態を維持し、状態を変化させない。

本問のような「メトリクスが送られてくること自体が正常性の証(ハートビート)」というユースケースでは、 データの欠落こそが最も検知したい異常であるため、treatMissingDatabreaching に設定する。 これにより、ハートビートが止まった瞬間に(欠落したデータポイントがしきい値超過とみなされ)アラームがALARM状態に遷移する。

各誤答が違う理由
  • A欠落データを「正常」とみなす設定であり、エージェント停止時にもアラームがALARM状態にならない。本問の要件(欠落=異常として検知)と正反対の挙動になる。
  • Bデフォルトでは欠落データポイントは評価対象から除外されるだけで、アラーム状態の遷移トリガーにはならない。ハートビート途絶を検知できず要件を満たさない。
  • D直前がOK状態のままエージェントが停止した場合、ignoreではOK状態が維持され続けてしまい、停止をALARMとして検知できない。
ひっかけ: デフォルトの missing のまま放置すると、エージェントが完全に停止してメトリクスが届かなくなっても アラームはALARM状態に遷移せず「検知漏れ」になるのが本問最大の罠。セキュリティ監視・死活監視のような 「データが来ないこと自体が異常」なユースケースでは breaching を選ぶ判断が問われる。
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