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インスタンスとデータベース難易度 標準無料

Oracle Database における「インスタンス(instance)」と「データベース(database)」の関係の説明として、最も適切なものを選べ。(単一選択)

  1. Aインスタンスは SGA とバックグラウンドプロセス群からなる一時的な実体で、STARTUP/SHUTDOWN のたびに生成・消滅する。データベースはデータファイル・制御ファイル・REDOログファイル等の永続的な物理ファイル群であり、両者は別概念である
  2. Bデータベースはメモリ上にのみ存在し、インスタンスを SHUTDOWN すると全データが失われる
  3. Cインスタンスとデータベースは同じものを指す別名であり、Oracle のマニュアルでも区別なく使われる
  4. D1つのインスタンスが複数のデータベースをオープンすることはあっても、1つのデータベースを複数のインスタンスが共有することは Oracle では一切できない
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解説

Oracle の基本アーキテクチャでは、インスタンスデータベースは明確に別の概念である。

  • インスタンスメモリ構造(SGA)バックグラウンドプロセス群の組み合わせ。STARTUP のたびに新しく確保・起動され、SHUTDOWN で消える一時的な実体である。
  • データベース=ディスク上に永続する物理ファイル群(データファイル・制御ファイル・REDOログファイル等)の集合。インスタンスを介さなくても、ファイルとして存在し続ける。

非 RAC(単一インスタンス)構成では、通常1つのインスタンスが1つのデータベースをマウント・オープンする 1:1 の関係になる。 一方 Oracle RAC(Real Application Clusters)構成では、複数のインスタンスが1つの共有データベースに同時アクセスする 1:N の関係が成立する。

この「インスタンス=メモリ+プロセス(揮発性)」「データベース=ディスク上のファイル(永続)」という区別は、Oracle アーキテクチャ全体の理解の出発点となる。

各誤答が違う理由
  • Bデータベースはディスク上の永続ファイル。SHUTDOWN で消えるのはインスタンス(メモリ+プロセス)であり、データベース(ファイル)はそのまま残る。両者を取り違えている。
  • C同義語ではない。インスタンス=メモリ+プロセス(揮発性)、データベース=ディスク上のファイル(永続)という明確な区別がある。
  • D逆の関係も成立する。Oracle RAC 構成では複数のインスタンスが1つの共有データベースに同時アクセスできる。「一切できない」は誤り。
ひっかけ: 「インスタンスとデータベースは同じもの(同義語)」という誤解(C)が最頻出。 また「1インスタンス:1データベースが常に絶対」という思い込み(D)も罠。RAC では複数インスタンスが1データベースを共有できる。
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