インスタンスとデータベース難易度 標準無料
Oracle Database における「インスタンス(instance)」と「データベース(database)」の関係の説明として、最も適切なものを選べ。(単一選択)
- Aインスタンスは SGA とバックグラウンドプロセス群からなる一時的な実体で、
STARTUP/SHUTDOWNのたびに生成・消滅する。データベースはデータファイル・制御ファイル・REDOログファイル等の永続的な物理ファイル群であり、両者は別概念である - Bデータベースはメモリ上にのみ存在し、インスタンスを
SHUTDOWNすると全データが失われる - Cインスタンスとデータベースは同じものを指す別名であり、Oracle のマニュアルでも区別なく使われる
- D1つのインスタンスが複数のデータベースをオープンすることはあっても、1つのデータベースを複数のインスタンスが共有することは Oracle では一切できない
正解・解説・誤答理由・ひっかけを見る▼ open
✓ 正解:AAI作成・独立検証済
解説
Oracle の基本アーキテクチャでは、インスタンスとデータベースは明確に別の概念である。
- インスタンス=メモリ構造(SGA)とバックグラウンドプロセス群の組み合わせ。
STARTUPのたびに新しく確保・起動され、SHUTDOWNで消える一時的な実体である。 - データベース=ディスク上に永続する物理ファイル群(データファイル・制御ファイル・REDOログファイル等)の集合。インスタンスを介さなくても、ファイルとして存在し続ける。
非 RAC(単一インスタンス)構成では、通常1つのインスタンスが1つのデータベースをマウント・オープンする 1:1 の関係になる。 一方 Oracle RAC(Real Application Clusters)構成では、複数のインスタンスが1つの共有データベースに同時アクセスする 1:N の関係が成立する。
この「インスタンス=メモリ+プロセス(揮発性)」「データベース=ディスク上のファイル(永続)」という区別は、Oracle アーキテクチャ全体の理解の出発点となる。
- Bデータベースはディスク上の永続ファイル。
SHUTDOWNで消えるのはインスタンス(メモリ+プロセス)であり、データベース(ファイル)はそのまま残る。両者を取り違えている。 - C同義語ではない。インスタンス=メモリ+プロセス(揮発性)、データベース=ディスク上のファイル(永続)という明確な区別がある。
- D逆の関係も成立する。Oracle RAC 構成では複数のインスタンスが1つの共有データベースに同時アクセスできる。「一切できない」は誤り。
ひっかけ: 「インスタンスとデータベースは同じもの(同義語)」という誤解(C)が最頻出。
また「1インスタンス:1データベースが常に絶対」という思い込み(D)も罠。RAC では複数インスタンスが1データベースを共有できる。
AIが作成し、独立した検証を経た解説です(有資格者による監修は経ていません)