アラートログの役割難易度 標準無料
アラートログ(Alert Log)に関する記述として最も適切なものを選べ。
- ASTARTUP/SHUTDOWN、ログスイッチ、構造変更、重大エラー等、インスタンス全体に関わる重要イベントを時系列で記録する
- B全ユーザーが実行したSQL文とその実行結果を1件ずつすべて記録する
- Cパフォーマンス統計(待機イベントの集計値やSQL実行計画)を記録する専用ログ
- D1つのデータベースに対して複数のインスタンスがある場合でも、全インスタンス共通で1つだけ生成される
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✓ 正解:AAI作成・独立検証済
解説
アラートログ(
各誤答が違う理由alert_${ORACLE_SID}.log、19c以降はXML形式のログも同時出力される)は、
データベース・インスタンス全体に関わる重大なイベントを時系列で記録する中心的なログファイルである。
記録される代表的な内容:
- STARTUP/SHUTDOWNの実行と、その際に使用された初期化パラメータの一覧(デフォルト値以外)
- ログスイッチ(REDOログの切り替え)の発生
- 表領域・データファイルの作成/追加/リサイズなどの構造変更
- ORA-00600(内部エラー)やORA-07445などの重大エラー、ブロック破損の検出
- チェックポイント関連の情報や、リカバリ処理の実施状況
アラートログは1インスタンスにつき1つで、DBAが障害調査・稼働状況確認の際に最初に確認する基本のログである。 個々のセッションのSQL文やSQL実行結果までは記録しない(それは監査証跡やSQLトレースの領域)。
- B個々のSQL文の記録はアラートログの役割ではない。SQLの実行詳細はSQLトレースや監査(Audit)機能で扱う。
- C待機イベント集計やSQL実行計画の記録はAWR(Automatic Workload Repository)やSTATSPACK、V$系動的パフォーマンスビューの領域であり、アラートログの主目的ではない。
- D逆で、アラートログはインスタンスごとに個別に生成される(例:RACであれば各インスタンスにそれぞれ1つずつ)。
ひっかけ: 「重大なログ=全SQL文が記録される」と誤解しやすいが、アラートログはインスタンスレベルのイベントを記録するものであり、通常のユーザーが実行した個々のSQL文(SELECT/DML)は記録されない。個々のSQL実行の詳細はSQLトレース(トレースファイル)や監査機能の役割。
コマンド例と想定される挙動(未実行)
alert_orcl.log の抜粋例: Starting ORACLE instance (normal) ... ARCH: STARTING ARCH PROCESSES Thread 1 opened at log sequence 152 Current log# 2 seq# 152 mem# 0: /u01/.../redo02.log ... (SQL文そのものは記録されず、インスタンス起動・ログスイッチ等のイベントのみが記録される)
AIが作成し、独立した検証を経た解説です(有資格者による監修は経ていません)