AI作成・独立検証済(有資格者監修なし)1Z0-082 対応
ADR(Automatic Diagnostic Repository)の構成難易度 高無料

ADR(Automatic Diagnostic Repository)に関する記述として最も適切なものを選べ。

  1. A初期化パラメータDIAGNOSTIC_DESTを起点に、trace/・incident/・alert/等のサブディレクトリでアラートログやトレースファイルを一元管理するディレクトリ体系
  2. Bアラートログファイルそのものの別名にすぎず、実体は1つのテキストファイルである
  3. CV$DIAG_INFOビューの内部データを保持するメモリ上の一時領域であり、インスタンス停止で消える
  4. DパラメータBACKGROUND_DUMP_DESTとUSER_DUMP_DESTを個別に設定して初めて有効化される11g以前からの仕組み
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解説

ADRは、初期化パラメータ DIAGNOSTIC_DEST を起点にしたディレクトリ階層で診断情報を一元管理する仕組みである。 基本構造は次の通り。

  • $DIAGNOSTIC_DEST/diag/rdbms/<db_unique_name>/<instance_name>/ を1つのADRホームとする
  • その下に trace/(アラートログ・バックグラウンド/サーバープロセスのトレースファイル)、incident/(重大障害=インシデントごとの診断データ一式)、alert/(XML形式アラートログ)、cdump/ などのサブディレクトリが自動的に作られる

ADRの導入以前は初期化パラメータ BACKGROUND_DUMP_DESTUSER_DUMP_DEST でトレース出力先をそれぞれ個別指定していたが、 11g以降はこれらがDIAGNOSTIC_DESTに統合され、DBAが診断ファイルを探し回らずに済むよう一元化されている。 ADRの操作には adrci(ADRコマンドラインインタフェース)を使う。

各誤答が違う理由
  • BADRはアラートログだけでなく、トレースファイル・インシデントパッケージ・コアダンプなど複数種の診断情報を格納するディレクトリ体系全体を指す。単一ファイルではない。
  • CADRはディスク上のディレクトリ体系であり永続化される。V$DIAG_INFOはADRの各ディレクトリパスを確認するための動的パフォーマンスビューにすぎず、ADR自体がメモリ上の一時領域という説明は誤り。
  • D逆で、ADRは11g以降にBACKGROUND_DUMP_DEST/USER_DUMP_DESTを統合する形でDIAGNOSTIC_DEST一本化として導入されたもの。個別設定が前提という説明は誤り。
ひっかけ: 「ADR=アラートログそのものの別名」と誤解しやすいが、ADRはアラートログを含む診断データ全体(トレースファイル・インシデントパッケージ・コアダンプ等)を格納するディレクトリ体系であり、アラートログはその中の1コンポーネントに過ぎない。
コマンド例と想定される挙動(未実行)
adrci&gt;show homes
ADR Homes:
diag/rdbms/orcl/orcl
(DIAGNOSTIC_DEST配下に diag/rdbms/&lt;db_unique_name&gt;/&lt;instance&gt;/ の階層でtrace・incident・alert等が格納されている)
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