AI作成・独立検証済(有資格者監修なし)1Z0-082 対応
トレースファイルの種類(バックグラウンド/サーバープロセス)難易度 標準無料

Oracleが生成する診断用トレースファイルに関する記述として正しいものを選べ。

  1. Aバックグラウンドプロセスのトレースとサーバープロセスのトレース(SQLトレース含む)は別々のファイルとして出力される
  2. BSQL_TRACEを有効化しなくても、全セッションの全SQL文が常にトレースファイルへ自動記録される
  3. Cトレースファイルは1インスタンスにつき1ファイルのみで、全プロセスの情報が1つに集約される
  4. Dtkprofはトレースファイルを生成するコマンドであり、生成後の解析には別ツールが必要
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解説

トレースファイルは大きく2種類に分けられる。

  • バックグラウンドプロセスのトレースPMONSMONDBWnLGWR などのバックグラウンドプロセスが、 自身が検知した問題や処理内容を記録する。異常終了時に多くの情報を残す。
  • サーバープロセスのトレース:ユーザーセッションに対応するサーバープロセスが、 SQL_TRACE(または DBMS_MONITORDBMS_SESSION.SET_SQL_TRACE)を有効にした際に、 そのセッションが実行したSQL文の解析・実行・フェッチの統計情報を記録する。パフォーマンス調査(tkprofでの整形が定番)に使う。

いずれもADRの trace/ ディレクトリに、${ORACLE_SID}_${プロセス種別}_${プロセスID}.trc のような命名規則で出力される。

各誤答が違う理由
  • BSQLトレースはDBMS_MONITOR等で明示的に有効化しない限り出力されない。常時全SQL文が自動記録されるわけではない。
  • Cトレースファイルはプロセス(PMON・SMON・各サーバープロセス等)ごとに個別のファイルとして生成される。1ファイルへの集約ではない。
  • D逆で、tkprofは既に生成されたSQLトレースファイル(.trc)を人間が読みやすい形式に整形・解析するツールである。生成そのものはSQL_TRACE等の有効化によって行われる。
ひっかけ: 「トレースファイル=1種類の汎用ログ」と考えがちだが、実際はプロセス(バックグラウンド/サーバー)ごとに個別のトレースファイルが生成される。SQLトレースはセッション単位で有効化しない限り出力されず、常時全SQL文が記録されているわけではない。
コマンド例と想定される挙動(未実行)
$ADR_HOME/trace/ の例:
orcl_pmon_12345.trc      (バックグラウンドプロセスPMONのトレース)
orcl_ora_23456.trc       (SQL_TRACE有効化中のサーバープロセスのトレース。tkprof orcl_ora_23456.trc output.txt で整形可能)
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