AI作成・独立検証済(有資格者監修なし)1Z0-083 対応
マルチテナント(PDB ポイントインタイムリカバリ)難易度 高無料

ローカル UNDO・ARCHIVELOG モードの CDB がある。ある PDB HRPDB だけで誤った一括更新が行われ、その直前の時刻へ HRPDB のみを巻き戻したい。他の PDB(SALESPDB など)や CDB$ROOT はオンラインのまま稼働を続けさせたい。RMAN で次を実行する。

RMAN> RECOVER PLUGGABLE DATABASE hrpdb
  2    UNTIL TIME "TO_DATE('2026-07-03 09:00:00','YYYY-MM-DD HH24:MI:SS')";
RMAN> ALTER PLUGGABLE DATABASE hrpdb OPEN RESETLOGS;

この PDB ポイントインタイムリカバリ(PDB PITR)の挙動として最も適切なものを選べ。(単一選択)

  1. A対象 HRPDB だけが指定時刻へ巻き戻り、他の PDB と CDB$ROOT はオンラインのまま影響を受けない。ローカル UNDO なら補助インスタンス無しで実施でき、ARCHIVELOG が前提である
  2. BPDB PITR は CDB 全体を指定時刻へ巻き戻すため、実行中は全 PDB と CDB$ROOTMOUNT に落とす必要がある
  3. C巻き戻し後は ALTER PLUGGABLE DATABASE ... OPENRESETLOGS 不要)で通常どおり開ける
  4. DPDB PITR は NOARCHIVELOG モードでも、直近の全体バックアップさえあれば任意時刻へ戻せる
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✓ 正解:AAI作成・独立検証済

解説

PDB ポイントインタイムリカバリ(PDB PITR)は、対象 PDB だけを過去の時点へ巻き戻す。CDB 全体を止める必要はなく、 他の PDB と CDB$ROOT はオンラインのまま影響を受けないのが最大の利点である。

手順は、対象 PDB をクローズ(MOUNTED 相当)にして RECOVER PLUGGABLE DATABASE ... UNTIL TIME/SCN で不完全リカバリし、 ALTER PLUGGABLE DATABASE ... OPEN RESETLOGS で開く。ローカル UNDOだと補助(auxiliary)インスタンスを別途用意せずに済み、PDB PITR がすっきり行える (共有 UNDO では補助インスタンスが必要になる)。ARCHIVELOG が前提。

巻き戻すのは対象 PDB のデータのみ。CDB 全体を UNTIL TIME で戻すわけではないので、他業務は継続できる。

各誤答が違う理由
  • BPDB PITR は対象 PDB のみを巻き戻す。CDB 全体を止めたり全 PDB を巻き戻したりはしない(それでは PDB 単位の意味がない)。
  • C不完全リカバリ(UNTIL)の後は OPEN RESETLOGS が必要。単なる OPEN では開かない。
  • DNOARCHIVELOG ではアーカイブ REDO が無く、任意時点までの不完全リカバリはできない。PDB PITR は ARCHIVELOG が前提。
ひっかけ: 「PDB を過去に戻す=CDB 全体を戻す(=全 PDB が巻き戻る/CDB を止める)」という誤解。PDB PITR は対象 PDB だけに閉じる。 また PDB PITR とローカル/共有 UNDO の関係(共有 UNDO は補助インスタンスが要る)も頻出。
コマンド例と想定される挙動(未実行)
RECOVER PLUGGABLE DATABASE hrpdb UNTIL TIME ... → HRPDB のみ対象時刻へ。
他 PDB・CDB$ROOT は稼働継続(1つの PDB を PITR しても残りの PDB は影響を受けず、OPEN のまま運用できる)。
OPEN RESETLOGS 後は HRPDB の新しいインカネーション(PDB サブインカネーション)で再オープンされる。
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