RMAN(保存方針と OBSOLETE)難易度 標準無料
RMAN で次のように保存方針(retention policy)を設定している。
RMAN> CONFIGURE RETENTION POLICY TO RECOVERY WINDOW OF 7 DAYS; RMAN> REPORT OBSOLETE; RMAN> DELETE OBSOLETE;
REPORT OBSOLETE / DELETE OBSOLETE が対象とするバックアップの説明として最も適切なものを選べ。(単一選択)
- A保存方針(ここでは 7 日のリカバリウィンドウ)を満たすうえでもう不要になったバックアップを対象とする。
REPORT OBSOLETEは一覧表示のみ、DELETE OBSOLETEが実際に削除・登録解除する - B
CROSSCHECKで実体ファイルが見つからなかった(物理的に存在しない)バックアップを対象とする - C破損(
CORRUPTION)が検出されたバックアップだけを対象とし、正常なバックアップは対象にならない - D保存方針を設定した時点で、超過したバックアップは RMAN が即時に自動削除するため、
DELETE OBSOLETEは不要である
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解説
保存方針(retention policy)は「どのバックアップを保持すべきか(=保持しなくてよいか)」を定義する。方式は2つ。
- リカバリウィンドウ(
RECOVERY WINDOW OF n DAYS): 過去 n 日以内の任意時点へ復旧できるだけの一連のバックアップ+アーカイブを保持する。 - 冗長性(
REDUNDANCY n): 各ファイルについて最新 n 世代のバックアップを保持する。
OBSOLETE(不要)とは、この保存方針を満たすうえでもう必要ないバックアップを指す。REPORT OBSOLETE はその一覧を表示するだけで、
DELETE OBSOLETE が実際に削除(+カタログから登録解除)する。
重要:保存方針を満たしていても、RMAN が自動で勝手に消すわけではない(FRA の空き圧迫時に FRA 内ファイルが再利用対象になる挙動は別)。基本は DELETE OBSOLETE を明示実行して整理する。
- Bそれは
EXPIREDの定義であり、対象はDELETE EXPIRED。OBSOLETE(保存方針上不要)とは別概念。 - C
OBSOLETEは破損の有無とは無関係。保存方針を満たすのに余分か否かで判定する。 - D保存方針は「不要の定義」を与えるだけで、自動では削除しない。整理には
DELETE OBSOLETEの明示実行が必要(FRA の空き再利用とは別挙動)。
ひっかけ:
OBSOLETE(保存方針上もう不要=冗長)と EXPIRED(CROSSCHECK でファイル実体が見つからなかった=物理的に消えている)の混同が最大の罠。両者は別概念で、DELETE OBSOLETE と DELETE EXPIRED も別物。コマンド例と想定される挙動(未実行)
CONFIGURE RETENTION POLICY TO RECOVERY WINDOW OF 7 DAYS; → 7日ウィンドウ。 REPORT OBSOLETE で不要世代を列挙、DELETE OBSOLETE で削除。(自動削除ではない)
AIが作成し、独立した検証を経た解説です(有資格者による監修は経ていません)