RMAN(CROSSCHECK と EXPIRED)難易度 標準無料
ディスク上の古いバックアップピースを OS のコマンドで手動削除してしまった。RMAN のリポジトリ(制御ファイル/カタログ)にはまだそのバックアップの登録が残っている。整合性を取るために次を実行する。
RMAN> CROSSCHECK BACKUP; RMAN> DELETE EXPIRED BACKUP;
CROSSCHECK と DELETE EXPIRED の役割として最も適切なものを選べ。(単一選択)
- A
CROSSCHECKはリポジトリ登録と実体ファイルを突き合わせ、実体が見つからないものをEXPIREDにマークする(実体は消さない)。DELETE EXPIREDはそのEXPIREDなリポジトリ登録だけを削除する - B
CROSSCHECKは保存方針を超過したバックアップを検出してOBSOLETEにマークし、DELETE EXPIREDがそれを実体ごと削除する - C
CROSSCHECKはディスク上の実体ファイルそのものを削除して掃除するコマンドである - D
DELETE EXPIREDは実体が残っているバックアップを物理削除し、リポジトリ登録は残す
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解説
CROSSCHECK は、RMAN リポジトリの登録内容と実際のメディア(ディスク/テープ)上のファイルの有無を突き合わせる。
リポジトリに載っているのに実体が見つからないバックアップは、状態が EXPIRED にマークされる(=物理的に消えている)。
DELETE EXPIRED は、その EXPIRED とマークされたリポジトリの登録(メタデータ)だけを削除する。実体はすでに無いので、消すのはカタログ側の記録である。
これで「登録はあるが実体は無い」という食い違いが解消する。
対比:DELETE OBSOLETE は「保存方針上もう不要」なバックアップを実体ごと削除する。EXPIRED(実体が消えている)と OBSOLETE(保存方針上不要)は別軸である。
- B
CROSSCHECKが扱うのは実体の有無(EXPIRED)であって保存方針(OBSOLETE)ではない。両概念を取り違えている。 - C
CROSSCHECKは照合して状態を更新するだけで、ファイルを削除しない。削除はDELETE系コマンドの役割。 - D
EXPIREDは「実体がすでに無い」状態なので、削除対象はリポジトリ登録(メタデータ)。実体を物理削除するのはOBSOLETE側の話で、説明が逆。
ひっかけ:
CROSSCHECK がファイルを削除する操作だと誤解する罠(実際は「照合して状態を更新するだけ」で実体は消さない)。
さらに EXPIRED(実体が無い)と OBSOLETE(保存方針上不要)の取り違え。コマンド例と想定される挙動(未実行)
CROSSCHECK BACKUP; → 実体が無いピースを "EXPIRED" にマーク(削除はしない)。 DELETE EXPIRED BACKUP; → EXPIRED なリポジトリ登録のみ削除。
公式ドキュメント・関連Backup and Recovery User's Guide ― Crosschecking the RMAN Repository(CROSSCHECK / DELETE EXPIRED)↗
AIが作成し、独立した検証を経た解説です(有資格者による監修は経ていません)