RMAN(クリティカル表領域のリカバリ)難易度 高無料
ARCHIVELOG モードで稼働中(OPEN)の単一インスタンス DB で、メディア障害により SYSTEM 表領域のデータファイル1本が破損した。RMAN でリストア&リカバリしたい。正しい手順・前提として最も適切なものを選べ。(単一選択)
- ADB を
OPENのまま、当該データファイルだけOFFLINEにしてRESTORE/RECOVER DATAFILEでオンラインリカバリできる - BDB を
SHUTDOWN→STARTUP MOUNTし、MOUNT状態でRESTORE/RECOVERしてからOPENする必要がある - CSYSTEM 表領域は
RESTORE不可。新規 DB を作って Data Pump で論理移行するしかない - D
NOARCHIVELOGに切り替えてからでないとリカバリできない
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✓ 正解:B✓Gold監修
解説
データファイルのリカバリ手順は、それがクリティカル(critical)か否かで分かれる。
- クリティカルなファイル= SYSTEM 表領域、および現在アクティブな UNDO 表領域のデータファイル。これらはデータベースが OPEN のままではオフラインにできない。よってリカバリには
SHUTDOWN→STARTUP MOUNTでいったん閉じ、MOUNT状態でリストア&リカバリし、その後ALTER DATABASE OPENする必要がある。 - 非クリティカル(通常のユーザー表領域)のデータファイルは、DB を
OPENのまま当該データファイルだけOFFLINEにしてオンラインリカバリできる。
本問は SYSTEM 表領域=クリティカルなので、MOUNT 状態でのリカバリが必要。ARCHIVELOG モードなのでアーカイブREDO を適用して障害直前まで完全リカバリできる。
- ASYSTEM 表領域のデータファイルは DB が OPEN の間オフラインにできないため、オンラインリカバリ不可。
ORA-01541系(system tablespace は offline にできない)になる。これは非クリティカル表領域の手順。 - CRMAN でリストア&リカバリ可能。論理移行で作り直す必要はない。
- DARCHIVELOG のままで完全リカバリできる。むしろ NOARCHIVELOG にするとアーカイブが使えず復旧能力が落ちる(逆効果)。
ひっかけ: 「OPEN のままオンラインで全部直せる」という思い込み(A)。
オンラインリカバリは非クリティカル表領域だけ。SYSTEM とアクティブ UNDO は MOUNT が必須という線引きが核心。
実機確認の答え合わせ
ORA-01541: システム表領域はオフラインにできません。必要であればリカバリを実行してください。 (英語:ORA-01541: system tablespace cannot be brought offline; shut down if necessary)
✓Gold 保有者による書き下ろし解説・実機で検証済