データポンプ(impdp)難易度 高無料
ターゲットスキーマには、ダンプに含まれる表 EMP が既に存在し、行データも入っている。次の impdp を実行した(TABLE_EXISTS_ACTION も CONTENT も指定していない)。
$ impdp hr/pw DIRECTORY=dp_dir DUMPFILE=hr.dmp TABLES=EMP
EMP に対する既定の挙動として正しいものを選べ。(単一選択)
- A既存の
EMPはスキップされ、ダンプのEMPは取り込まれない(既定 =SKIP) - B既存行は保持され、ダンプの行が追記される(既定 =
APPEND) - C既存の
EMPはTRUNCATEされ、ダンプの行で置き換わる(既定 =TRUNCATE) - D既存の
EMPはDROPされ、表ごと作り直される(既定 =REPLACE)
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✓ 正解:A✓Gold監修
解説
Data Pump Import の TABLE_EXISTS_ACTION は、取り込み先に同名の表が既にある場合の動作を制御する。取り得る値は
SKIP / APPEND / TRUNCATE / REPLACE の4つ。
既定値は SKIP である(メタデータも含めて取り込む通常モードの場合)。
SKIP は「既存表には手を触れず、その表の取り込みを丸ごとスキップする」。よって既存の EMP はそのまま、ダンプの EMP は取り込まれない。
重要な例外:CONTENT=DATA_ONLY を指定した場合は、SKIP が使えないため既定が APPEND に変わる。
本問は CONTENT 未指定(=ALL)なので既定は SKIP。
- B
APPENDは明示指定したとき、またはCONTENT=DATA_ONLY時の既定。本問(CONTENT 未指定)の既定ではない。 - C
TRUNCATE・REPLACEはいずれも明示指定が必要で、既定にはならない。既定で破壊的動作をしないのが安全側の設計。 - D
TRUNCATE・REPLACEはいずれも明示指定が必要で、既定にはならない。既定で破壊的動作をしないのが安全側の設計。
ひっかけ: 「データを入れ直すツールだから既定で上書き(TRUNCATE/REPLACE)だろう」という直感が罠。
既定は非破壊の
SKIP。さらに CONTENT=DATA_ONLY のときだけ既定が APPEND に変わる、という条件分岐が最大のひっかけ。⚠️ この問題は版・既定値などで取り違えやすい論点を含みます(要確認タグ)。
✓Gold 保有者による書き下ろし解説・実機で検証済